わたらせ探検隊放浪記 (別名:さまよえる森高人)


2007年4月28日、足利市にある渡良瀬橋を望む場所に『渡良瀬橋』の歌碑が建立された。
新聞・TVでも報道されたので、森高ファン以外の多くの人も耳にしたことであろう。
当日は探検隊員4名も除幕式の様子を克明に記録してきたが、ここで得た物的資料の中に驚くべきものを発見した。
それは新聞・TVでも報道されなかった『渡良瀬橋の歌碑を巡るコース』の存在である。


その資料は『渡良瀬橋歌碑』と題された観光案内マップの中に記されていた。
コースは2つ。どちらも行程4Km強である。
 (1) 東武鉄道足利市駅→渡良瀬橋→八雲神社→床屋と公衆電話→歌碑→足利市駅
 (2) JR両毛線足利駅→床屋と公衆電話→八雲神社→歌碑→足利駅

渡良瀬橋、八雲神社、床屋と公衆電話、歌碑…と、『渡良瀬橋』に関してのポイントは押さえている。
距離もそこそこで、一般向けの新たな観光名所としては妥当なところだろう。
しかし、森高ファン向けとしてはもうひとつの印象である。

そこで、森高ファンに向けた新たなコースを開拓しようと立ち上がったのが、わたらせ探検隊である。

5月3日、東武鉄道足利市駅に現地集合した我々は、駅前に建つミヤコホテルで結団式を行った。
ここでは地元在住で足利専任のKO-ME-隊員から最新の現地情報を入手する。

そして、最初に向かったのがJR両毛線の足利駅である。
『電車に揺られ…』の行のイメージとしては、東武鉄道の足利市駅よりもこちらの方が断然雰囲気が有るのではないだろうか。

駅前(写真右方向)にはEF60形電気機関車が屋外展示されている。
当日はGWということで運転席が開放されており、数名の隊員はここで鉄分補給。


次に我々は「太平記館」と向かった。
NHK大河ドラマ「太平記」の資料展示館だが、足利ゆかりの物産販売や観光案内も行っている。
ここには今回の探検の切っ掛けとなった観光案内マップ『渡良瀬橋歌碑』が大量に置かれていた。
また、「箸」と「橋」をかけた「わたらせばし」とネーミングされた割り箸も売られている。(3本1セット100円)
「渡良瀬橋」が歌われた当時に商品化されたオルゴールも健在であった。

これは10年以上前に買ったもの。(製造元は「姫屋」)
現在も全く同じデザインかどうかは未確認。他隊員からの報告を待とう。

次に向かった先は御嶽神社。
ここの境内で屋台を広げて営業しているのが岡田パンヂュウ屋さんだ。
語源はアンパンと饅頭を足したものだそうで、中身は塩餡が入っていてサッパリとしている。
値段は4個100円と非常にリーズナブル。
我々が境内のベンチでパクついている間にも、どんどん人が並び始めて途絶えることは無い程の繁盛降りだった。
最近は近くに数台分の駐車場を借り上げているので、車での買い物客にも便利になっている。


こうして少し空腹を満たし、しばらく休憩した後にまた次の目的地へと向かった。

次に向かった先は足利市民会館である。
会館入り口は写真奥であり、手前はステージ後ろ側で大道具搬入口などがある。この位置からでは建物自体に面白味は無い。


因みに、この市民会館と隣の足利女子高の間の角のあたりに、コーヒーの屋台が出ていることがあって、そちらも隠れたスポットとなっているようである。

この後は「床屋と公衆電話」を目指して、最短ルートで足利市役所と織姫神社をパスしていく。
途中、けやき小学校前ではKK隊員が大きなお友達となって写真を撮っていたが、ちょっと見は危ない光景であった…かもしれない。

織姫神社

後日、足利専任KO-ME-隊員の報告によると、ミス織姫コンテストが開催されていたらしい。
事前に察知していれば真っ直ぐ単独で駆けつけたのに、惜しいことをした。


こうして市民会館から何キロ歩いたことだろうか?
ようやく我々の目に「床屋と公衆電話」が見えてきた。
床屋と公衆電話

公衆電話

ここでは以前、警官から職質を受けているので、そそくさと?立ち去る事にした。
次の場所は『渡良瀬橋の歌碑を巡るコース』にもなっている八雲神社である。

八雲神社

このころになると、かなり歩いたせいで隊員の誰もがかなり疲れてきていた。
鳥居の写真だけ撮り、次の「緑橋」へと向かう。

だがここで、疲れ切っていた我々探検隊に危機が訪れた。
み、道がわからない…

緑橋方向へ道なりに進んでいたのだが、行く手をJR両毛線が遮っているではないか。
付近を見回しても、どこにも踏切は見あたらない。
頭上には跨線橋が架かっているが、これを渡るには後戻りしなければならない。
疲れ切った我々には酷な話である。

…と、そこで隊員の一人が不思議な穴を発見した!


どうやら、この穴は地下洞窟になっていて、渡良瀬川方向へと続いているようである。
果たしてこれを抜ければ両毛線を越えられるのか? それとも更に彷徨い歩く事になるのか?
重い空気が我々を覆ったが、他のルートを探す体力も気力もすでなかった。
この洞窟を行くしかない。我々はこの未知の空間へ突入することにした。



明らかに人の手で作られたと思われる階段とスロープ。
誰がどんな目的でこのようなものを作ったのか?
この闇の先に待ちかまえているものはなんなのだろう?
これは冥界へと通じる入り口なのだろうか?
それとも人間を現在から過去へ、過去から未来へと自由に送り込める驚異的な装置なのかっ?
ダグとトニーは現代へ戻れたのか、謎はつのるばかりである。


地下洞窟に響く我々の足音に混じって、未だ現世をさまよう死者達の囁きがこだまする。
そして闇を引き裂く怪しい悲鳴・・・誰だ 誰だ 誰だ
ああ、でもここにSRIはいない。ウルトラ警備隊のソガ隊員も亡くなったし…(合掌) 牧さ〜ん!

しかし、ようやく出口が見えてきた。
地上の明かりが我々を元気づけてくれた。


再び地上に出られてホっと一安心の一同。どうやら両毛線は越えられたようである。
しかしこの時、異変は起きていた。
最後尾を歩いていたビデオ担当の あび隊員がいつまで経っても現れない。
彼の身に一体何が…? 「死神の子守唄」のごとく、我々は一人また一人と消えていく運命なのか?

その時、あび隊員がやっと地下洞窟から姿を現した。
だが、その異様な有様に残りの隊員は恐怖した。
何か得体の知れない者が憑依したのだろう。
身をかがめてズリズリと這いだしてくる姿はさながら貞子のようであった。


とりあえず、あび隊員は放っておいて、我々は今回発見した地下洞窟を「緑町地下道」と命名することにした。

緑町地下道を抜けると、そのすぐ先は緑橋(北側)である。
明治チョコレートのCMで使われた場所であるが、皆そろそろ体力の限界に近づいているので、ここはスルー。
次の目的地の渡良瀬橋はまだ遙か先にある。
全員ただ黙々と歩き続けるが、憑依された隊員だけは文字通り取り憑かれたように喋り続けている。

どのぐらい経過しただろうか? 渡良瀬川に沿って歩き続け、ようやく渡良瀬橋に到着。
この先には渡良瀬橋の歌碑がある。長かった行程もようやく終盤である。


除幕式の日に続いて2度目の対面。
特に変わりはないが、横の電柱に妙な貼り紙が…


よく見ると、演奏時間 AM7:00〜PM8:00 とあった。


さらに、赤外線センサー部分が赤く光っている事を発見。
除幕式の時には気づかなかったが、セッティングを変えたのか?



残念ながら今回も夕日は拝めず仕舞い。
GWという事があるのか、歌碑を訪れる人も一人去ってはまた一人という具合になかなか途切れなかった。
その為、フルコーラス流れているところをビデオ撮りする事は諦め、大黒屋さんへ移動。
前回は品切れだった純米酒「渡良瀬橋」の720mlを全員が購入した。
この720mlサイズはビンのラベルが変わったそうだ。